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胡蝶の夢着物

着物を始めてみようと思われている方、始めて間もない方へ、楽しみたい方向けのブログです。 私もまだまだ勉強途中ですが、よろしくお願いいたします。 着物で京都いこう記事は今まで行ったお寺や神社で、着物行くとこういった場所という情報です。 着物で京都へ行きたい!!ってかたは参考になさってください^^ 基本属性がオタクです 好きな物:和物・着物・妖怪 好きな人:崇徳天皇・小野篁・佐脇嵩之・鳥山石燕 ゲーム:大神・刀剣乱舞・艦これ・ドラッグオンドラーグン・ico・遙かなる時空の中でシリーズ 音楽:SoundHorizon・TMRevolution・ボカロ系 漫画アニメ:鬼灯の冷徹・モノノ怪・蟲師

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京都のほの暗い歴史が大好きな私ですが行ってみたかった場所が……
そう、そこは命婦稲荷社

稲荷社というからにお稲荷さんをお祀りしているわけですが、
もうひとつこんなお話しが

白装束を身にまとった女が、ひとり山道を歩いていた
顔に白粉を塗り、頭に乗せた五徳(鉄輪)には蝋燭が揺らめいている
静かな宵闇にからんころんと音が響く
女が履く一本歯の下駄の音だ
僅かな雲の隙間からほころぶ月の光を受けて、胸につるした鏡が時折きらりと光る
そうしてたどり着いたのは貴船の社
薄暗い森の木に握り締めていた人形を押し付ける
口にくわえた釘を掌に吐き出すと、人形の胸に釘を刺した
力を込めて金槌を下ろすとがっと鈍い音が響いた
そうして二三度振りおろせば、五寸釘が木に沈み込んでゆく……
はい、有名な丑の刻参りです
清水寺にもありましたねー
この女性は夫を呪い殺そうとしますが、その願いは遂げることができませんでした
そうして身投げをしたのがこのお社にある鉄輪の井戸だといわれているのです

 
こちらが入口です
もう住宅街のど真ん中どころか人の家です!!
表札とか出てるし工事中だし大丈夫かな入って……
そして近くにいた近所のおじ様にメッチャ不審な顔をされる……
「こいつ随分マイナーな所にきたな?」なのか、
謂れからして「危ない奴」と思われているのか……
とりあえずそっと中に入ります

鳥居の全体が写せないほど道幅が狭い!!
しかし、こういう雰囲気嫌いじゃないです
異界感ある……
相槌稲荷もこんな雰囲気で素敵でしたけど、
こちらも住民の方がお祀りしている小さなお社で素敵

鳥居から直ぐ4歩もしないうちにお社が
まずは稲荷様にご挨拶しましてそして……

こちらがその井戸です

井戸の上には説明書きが入った缶がありまして、一枚頂きました
そして、この井戸は縁切りの御利益があると言われてまして、
ペットボトルのお水をそなえて切りたい奴に飲ませると良いそうです
ペットボトルは備えませんでしたが、丁寧に頭を下げてきましたよ

え?何とそんなに縁を切りたいのかって?
そんなの聞いちゃいけませんよ!!

お参りする際には本当に静かにお参りする事をお勧めします
本当に傍に民家がありますし、お参りさせていただく身ですので礼義は必須です
アクセスもそんなに悪くないので、着物でも十分お参りできます
まぁ不審な目では見られますが^^;
是非行ってみてくださいませー


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ついにこの日がやってきました……
信長公好きを公言しているのにも関らず、
信長といったら?な場所にこれまで全く行けていなかった……
そうそこは


敵は本能寺にあり!!!!!!!

有名な本能寺です!!
受験の時に1582年をいちごぱ●つで覚えたあの本能寺です!!
喜び勇んでいざ、信長様のお墓参りに!!!

と思ったら、若いお嬢さん方がちらほら……
で、

そう、丁度スタンプラリー中だったのですねー
狙って行った訳じゃないのですよ?
しかし、ちょっと行けたら行きたいなーとは思ってました^^
ご機嫌で写真撮ってたら親に「このオタクが……」と白い目で見られたのはみなかった振りをしました

寄り道はこのへんで……
写真ではかなり解りづらいですが、御本殿は大きくて立派です

中には信長様なのか像が置いてありました
自由に中に入れますが、写真はNGなので撮りません
天井はうろ覚えですが格天井だったような?
おぉーすごーいみたいな貧弱な感想しか出なかったという残念な語彙力です

さて、次は大賓殿宝物館へ!!
信長様ゆかりのあの宝物が見たくてたまらなかったのです……
それは……
香炉「三足の蛙」!!!
どうです?つぶらな瞳で上を見上げる仕草!!!
可愛い!!!
さて、この帰るですが、本能寺の変の前夜、突然「三足の蛙」が鳴き出したと言われ、
袋をかぶせたら泣きやんだという伝説があります
器物には付喪神が宿るとも言いますし、一生懸命教えてくれていたんですかね……
薬研も本能寺の変で焼失してますので、蛙さんとは知り合いなんでしょうか?

宝物館を満喫して、お次はメインの場所へ

こちらが信長様のお墓です!!!
総見院・大雲院に続いて三か所目ですね!!
遺体は見つかなかったと言いますが、結構あちこちにあるのですよね
あとは阿弥陀寺にも行きたいなぁ

お隣には本能寺の変で亡くなった方をまとめてお祭したお墓もありますが、
名前を見ると……

蘭丸君……
見ると悲しくなりますね……
もし信長様が生きていたら、歴史も大きく変わったのですかねぇ
そんな思いに浸りながらお参りを終えました
場所は寺町通りですので、お土産物屋さんをふらふら見ながら行くと良いですよ!!
着物でもアップダウンもなくて歩きやすいですし、お勧めです!
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そろそろこの時期がやってまいりました
そう、日本でも有名なこのお祭り……祇園祭です!!!

昔、疫病が流行った際、怨霊を鎮める為に神泉苑で行われた御霊会が元と言われております
神泉苑といったら遙かしか思い浮かびませんね……
まぁそれは置いておいて……

祇園祭は一か月ほど行われますが、中でもメインと言ったら、
宵山・山鉾巡行・神輿渡御ですね

とりあえず今回は宵山を御紹介します
時期も7月なので浴衣がお勧めですよー!!
ただし、長い距離歩くとなると、鼻緒ずれにはお気をつけてー

宵山は各山鉾町の町会所に展示されている宝物を見学できる機会で、
夜ともなれば提灯の灯りに照らされた美しい山鉾が見られます
各山鉾のお守りや御札、粽を買うと、実際に山鉾を見学させてくれるところも!




いくつかご紹介しますが、個人的なお勧めを

・長刀鉾
言わずと知れた祇園祭を代表する山鉾。
審神者にはお馴染み、三条小鍛冶宗近の作が用いられていましたが、
現在は大永二年(1522)三条長吉作の長刀を保存し複製品を鉾頭としているそうです
こちらの粽は超人気で、近づくのも中々に難しいほどごった返します
しかし、折角ですので近づいて見るのをお勧めします!!
あ、こちらは女人禁制なので、粽を買っても中の拝観はできません^^;

・船鉾
見た目は船の形をした鉾で、見た目だけではなく舵があったり本物の船の様な作りです
こちらは女人禁制ではないので、中が見れますよ!
宵山の写真がないのでこれは後日、山鉾巡行で御紹介しますね

・橋弁慶山
弁慶と牛若丸が五条の大橋で戦う姿をあらわしていて、
弁慶は鎧姿、牛若丸は橋の欄干の擬宝珠の上に片足で立ってます
川越の牛若丸とは違って何となく平安っぽいお顔ですが、弁慶は「え?!」ってくらい色黒です
この山鉾を見て思い浮かぶのは大神だったり、遙か3だったり、刀剣乱舞だったりで忙しいです


・鯉山
龍門の滝をのぼる鯉を現した、インパクトのある鉾です
山を飾る前懸、胴懸(2枚)、水引(2枚)、
見送は16世紀にベルギー・ブラッセルで製作された1枚の毛綴を裁断して用いたものだそう
ちなみに鯉は左 甚五郎作と言われております
左 甚五郎と言えば有名なのはイエヤスゥゥゥの所にある眠り猫
動物を彫るのが上手いと言う話しなので、見れば納得の鯉です

左 甚五郎の製作年間は安土桃山時代から300年にも及び、
左 甚五郎とは一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞としても使われたようなので、
この鯉も彼らのうちの誰かの作なのでしょうね




上は八坂神社の御神輿です
是非こちらも間近で見られる機会があまりないので是非見にいてみてください



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全然知られていない神社仏閣でも、そこには素晴らしい魅力があったりするもの
今回ご紹介するのは瀧尾神社です!!

東福寺駅から直ぐにあるので、東福寺の帰りによると良いですね
さて、ガイドブックにも載ってませんが、本当にここはお勧めです

 
境内は広くはないです
こじんまりとしたお社で、一見すると特筆すべきないような、地元の神社というような場所ですが……
本殿にご注目


掘り物が凄いです!!!!!
玉眼の入った十二支やら龍やら、本当に細かな掘り物が本殿にびっしり!!!
上の写真の霊獣は顔は鳳凰、四足、体にはウロコがあり、鳥のような爪を持っていますが、
何の動物や霊獣を表すのかわかっていないそうです
うむー浪漫が山ほど詰まっていますね
この彫刻は江戸時代に活躍した九山新太郎氏の手によるもので、
九山家は東本願寺、善光寺なども手掛けた名門だそうです

そうしてこの神社の見所がこちら

さして広くない舞台の様な場所ですが、靴を脱いでご覧くださいの文字が……
なにがあるのか、と行ってみると


きゃーっっ!!!メッチャかっこいい龍がいるじゃありませんか!!!!
こちらは全長8mもあり、日本一の大きさとも言われているそうです。

あまりに出来が良かったため、夜な夜な抜け出し、
近くを流れる今熊野川まで水を飲みに行くとの話が広がったそう
「水飲みの龍」とも呼ばれるそうです
神社では天井に網を取り付けて、龍が自由に動けないようにしたというそうです
噂が広がるのも頷ける、立派な龍ですね……



こんなところに龍珠が

なんだか笑っているような、そんな龍ですね
人々がきゃぁきゃぁ噂しているのを見て、楽しんでいたのかもしれませんね

で、授与品を見たら三嶋神社……?
かつては三嶋神社の近くに瀧尾神社があったというご縁もあり、
こちらでも授与品をいただけるそうです
三嶋神社は後白河天皇の命で小松谷邸を持っていた平重盛(平清盛の嫡男)に命じて社殿を造営し、三嶋大明神を勧請したのがはじまりとされています
脱線しますが、平重盛って言ったら、遙かの将臣が還内府と呼ばれる所以になった人ですね
鰻が神使なので絵馬も鰻なんですねー

小さな神社ですが、見所満載!!!
是非、行ってみてください

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東福寺さんといえば、秋の京都の写真で出てくる毎度おなじみ通天橋のあるお寺さんです
本当に紅葉の中を歩いているかのような、素晴らしいお寺さんですが、
私的には夏もお勧めです^^
夏は人も少ないですし、割と涼しいのでのんびり巡るにはうってつけ!
京都駅から電車で行けるので、着物で行くのも苦労しません

さて、折角なので秋の写真も一緒に載せて行きます


こちらが秋の通天橋!
朝だったので薄暗かったのですが、燃えるような紅葉が美しい!!
この景色は境内に入る前の臥龍橋から撮れます
 
同じ通天橋でもこちらは鮮やかな青葉紅葉!!
こちらも目が覚めるようなとても美しい景色です!



こちらが秋の臥龍橋です!!
通天橋から撮った風景ですね
ちなみに、朝早く行ってこの状態です
通天橋は本当にぎゅうぎゅう押される感じでまじで死にそうになるので、
本当に秋はお気をつけて!!!

苦労するだけの価値はあるのですけれどね



夏の通天橋
うーん綺麗ですねー



蓮の花が青空に良く映えます

こちらは東福寺本坊庭園



東庭の円柱は北斗七星を現しているのですが、撮影者が雑なので見きれます^^;




こちらは山門とってもりっぱですね

着物で行くには特にのぼりなどもないので本当に行きやすいです
是非是非、行ってみてください!


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HN:
胡蝶
性別:
女性
趣味:
着物、ゲーム、漫画を読む、絵を描く
自己紹介:
年齢:20代
基本属性:オタク
着物を始めて早1年半……始めるまで着物は面倒、高い、難しいと考えて躊躇していましたが、思い切ってやってみたらあれよあれよという間に普段着に着物を着れるまでになりました。
まだまだ勉強中ですが、よろしくお願いいたします。
最近は着物に関係ない内容の記事もかなり多く書いております。
ゲーム・漫画好きのため、着物や言った場所にからめてあれこれ楽しむので、苦手な方はご注意ください。
最近マイブームの刀剣乱舞では薬研推し、山城国審神者です。
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