胡蝶の夢着物

一般の方は「？？？」って神社かもですが審神者としては外せない神社ですね
オタクで済みません^^;

平安神宮から徒歩で行くことが出来る距離です
バスもありますが、これぐらいならバスを待つよりは普通に歩いて行った方が早いかも
途中にお店などもあるののんびり見て行くと案外時間を感じません

まずは相槌稲荷から
粟田神社のお向かいぐらいにあります



結構小さいですし、近隣は本当に一般の住宅の玄関が道に向かっております
なので、行く時には本当に声を立てたり騒いだりなさいませんよう
これって入っていいのか……？とびくびくしながら入りました
こちらは刀工・三条小鍛冶宗近が小狐丸を打ったときにお手伝いしてくれたお稲荷さんを奉っています
小狐丸に関してはどうぞウィキなどお調べください
三条小鍛冶宗近についてもどうぞウィキでご確認くださいませ～（丸投げ）
因みに、祇園祭の長刀鉾は彼の娘さんの病気平癒ために八坂神社に奉納した長刀がついています
これまでは三条小鍛冶宗近の物を用いてきましたが、大永二年（1522）三条長吉作の長刀を保存し、複製品を鉾頭としているそうです
元の三条小鍛冶宗近の長刀はあるのでしょうか……？

しっかりお参りしていざ粟田神社へ

入り口はこんな感じです
こちらはもともとは京都の東の出入口である粟田口に鎮座する為、人々の旅の安全を願い、また道中の無事を感謝してお参りされた神社です
そして、粟田祭では神輿に先行して剣鉾が巡行しますが、剣鉾は祇園祭の山鉾の原形と云われてるのです


で、一番の目的はこちら
鍛冶神社です！！！
先ほどからちらほら出ている三条小鍛冶宗近が祀られています
おまけに粟田口藤四郎吉光も！！
審神者には知った名前ですね
そう、私の近侍の薬研藤四郎を打った刀工です
言ってみればお父様ですね
あ、ここできゃぁきゃぁ気持ち悪い態度ですが、実際神社に行った時にはお行儀良くしていましたよ
宮司さんとかに迷惑を掛けてはいけませんし、兄貴のお父様に呆れられても嫌ですし
ご朱印もありますが、そちらは上の社務所で頂けます
きちんと皆さまの元に三日月宗近と小狐丸が来ますように、とお祈りしておきました
ちなみに、私の元には三日月宗近はおります
小狐丸……知らない子ですね
ちなみに兄貴は永遠の近侍です

新緑が眩しいくらいで穢れた心が洗われるようです
そんな気がするだけで実際は全く洗われていませんがね！！
秋には紅葉も綺麗だとか、いいなぁ兄貴と紅葉見たいなぁ
階段はそんなに辛くはないですが、斜めになっているので降りるときにはお気を付け下さい
着物でもそんなに苦にはならないと思います

こちらが本殿です
4月中旬でしたので桜は後ろの方に少しだけ咲いていましたが、盛りならもっと綺麗だったと思います
兄貴とry ∵;.(Дﾟ(○(へ´#)o
はい、黙ります

 こちらは北向稲荷です
本殿の右側にあります
こちらの御祭神は雪丸稲荷他三座で、こちらも小狐丸を打つ際に相槌を打ったお稲荷さんと云われているそうです
小狐丸が皆さまの元に来ますように



高い処に本殿があるので、丁度平安神宮の大鳥居が見えます
本当に目と鼻の先ってぐらいですね
涼しい風が吹いていて、休憩スペースもあるので少しまったりするのも良さそうです
ＨＰで五山送り火の左大文字や船形は正面に見えるそうですが、イマイチ私は視力が弱いので見えませんでした

本当に二つの神社はオタク趣味を抜いても、良い神社でした
パッ見栄えする特別な何かはないですが、ほのぼのまったりした雰囲気が素敵です
特に相槌稲荷は路地とか覗きこんで、ワクワクするタイプの方は是非行ってみてください
着物で行くにも全く苦になりません
近くには平安神宮も青蓮院門跡もありますので、ルートとしてはのんびり平安神宮を見て、歩いて粟田神社や相槌稲荷を見て、青蓮院門跡に行くルートがお勧めです^^




　　

[1回]

宝泉院は大原にあるお寺さんです
額縁庭園が有名ですね
そうだ京都行こうのキャンペーンに取りあげられた事もあります
元々、勝林院のお坊さんの住まいだったお寺さんですので、こじんまりとしたお寺さんです
着物で来るにはもってこいなお寺です
拝観にはお茶とお菓子もついてくるので、一服するには持って来いですね
床には赤い毛氈が引いてあるので、お茶席気分が味わえます^^
畏まったお茶の席が苦手なので、作法を気にせずお茶を飲めるのはありがたい
足の弱い母と行ったのですが、正座できないので人が多くなければ少し足を伸ばせます

これが額縁庭園から見る五葉の松です
樹齢は700年ほど
高浜虚子が歌を詠んだのが有名です
「大原や 無住の寺の 五葉の松」
この歌が詠まれた70年前は誰も住んでいなかったとか





続いて血天井
こちらの大関ヶ原展の記事でも書きましたが
伏見城で戦死した鳥居元忠らの供養のために床板を天井に嵌めてあるのです
伏見城は石田三成が焼き払った説があり、血天井は科学的な裏づけがないので、本当の伏見城の床板かは解らないようですが

因みに血天井は他に養源院・正伝寺・源光庵にあります
一番生々しいのは養源院でしたが、源光庵もなかなかでした


こちらは松の見えるお庭の右側から見るお庭です
盤桓園（ばんかんえん）といって、立ち去りがたいという意味だそうです
ご住職さん曰く、近いところから見ると額縁に見えないので部屋の真ん中辺りから見るのがベストとのこと
右側の蹲の前にあるのは水琴窟です
水琴窟が大好きなので、聞けるのはありがたい^^
他の水琴窟スポットは一乗寺方面の圓光寺、普段は非公開ですがお盆の時期に拝観できる
六道珍皇寺にもあります


こちらは鶴亀庭園
入り口を入った廊下からみえるお庭です
秋にはこんなに紅葉が綺麗です！！





宝楽園こちらは平成17年に作られたお庭だそうですが、巨石がごろごろしていて立派なお庭です
ただし、草履には厳しいです
雨の振った後は結構岩も滑りますのでご注意ください
あ、後は飛び石のある場所以外の砂部分は歩かないでくださいね
結構知らずに歩いて足跡をつける方が居ますが、庭師さんが折角お手入しているお庭ですから

　　

[0回]

着物で京都ってあこがれますよね！！
ですが、京都の人の目って厳しいのでは？とかいろいろ心配される方もいるようです
私も「んー着付けやコーディネートっで言われるかなぁ……」
なんて思っていたのですが、心配無用
レンタル着物の方も多いですし、よっぽどマナが悪く無い限り、
観光客ですから気にされないものです

ただし、幾つか注意が必要ですので、よろしければご参考になさってください

●神社仏閣は階段、坂のオンパレード
街場は当然舗装された道路がありますが、神社仏閣は基本的に作りは昔のままです
妙に幅広くて歩きにくい石段や、階段自体も一段が高かったり斜めになっているところもあります
なので、草履になれて居ない方は注意が必要です
人気スポットの清水辺りはもはや清水寺に行くまでが坂です
しかも、観光客も多いので歩きにくい……
ですので、草履に慣れていないのなら止めておいたほうがよいかもしれません
あるいは冬ならばブーツとか履いてしまうのも手です
結構足元は見られませんので、気にしなくても大丈夫だったりしますよ
勿論、コーディネートによりますが
後は、下が砂利だったり土だったりはたまた木の根が張り出していたり、
歩きにくい場所はいっぱいなので平坦な場所でも注意は必要です

●汚れてもいい着物で行く
観光客が多い場所は、食べ歩きなんかも多いですし、
混む場所は他の人との距離が当然近くなります
なので、汚れてもよい着物で行きましょう
洗える木綿着物や冬場ならポリとかも便利です

●半幅帯を持っていく
お太鼓だと帯枕の紐などもあるため、普段から慣れている方でも旅先では疲れで体調を崩すこともあります
おまけに椅子にも寄りかかりにくい……
そんな時に半幅帯が便利です
簡単に結べるし、人が見ていなければ後ろの飾り結びを前に持ってくればよいですし
多少崩れても直せます
一本は予備でお持ちになるとよいと思います

そんなところでしょうか？
着物で京都は本当にテンションも上がるので、是非皆様も着物で行って見てください

　　

[0回]

京都～大原三千院～♪
ちょっと……というかかなり遠いですが、凄くお勧めな場所です

ただし、着物で行くにはかなり根気が要ります
まず、京都市内から遠い！！！
京都駅からは京都バス17系統などからバスが出ておりますが、

所要時間は65分

路線バスで私は普段こんなに長くは乗らない……
えぇーこんな山道行くの？ってぐらい、山道を登って大原にたどり着きます
しかし、行くとやはり街中とは違う美しい自然があってあぁー蟲師の世界じゃーってなります
あ、冗談は置いておいて、日本の源風景が広がっております

山から沸き起こる雲や秋の紅葉……
本当にうっとりします



しかし、ネックなのは遠いってだけではありません
大原は山が多いです
つまり、草履が履きなれていない方には大層辛い道のりです……
三千院も登りが多く、額縁庭園の宝泉院も庭は結構草履ではちょっと危ないかも
階段なんて大丈夫！！って方は全然気にならずにいけると思います^^
着物で行くのは大変ですが、やはり着物で行くと気分もまた変わります
無理にお勧めはしませんが、折角でしたらお着物で是非行って見てください
因みに、運転できる方が居る場合にはレンタカーで行くのがお勧めです
駐車場も結構上のほうまでありまして、一日400円ぐらいですので^^
　　

[0回]

一乗寺清水町から歩いて軽く20分ぐらいのところにあります
暑かった＆上り坂のため30分以上歩いていた気がしますが、
多分暑さのせいですね
足の悪い方、着物の方はタクシーをお使いになるとよいかもしれません
というか、気温が高い時に歩くには結構苦行です

中は写真撮影禁止のためあまり写真はありません
結構小さめなお寺さんですが建物は立派です
棒読み的な感想しかないのは残念ながら、疲れきった状態で拝観したため、
あまり覚えていないという残念な状態だったのですよ^^;
鷺森神社に着くまでは気力があったのですが、曼殊院についた時にうぼあーっとしてました
今度行く時にはしっかりと見たいですね




そうそう、幽霊画も展示されておりました
「撮影すると良くないことが起こるため撮影はご遠慮ください」とあるので、
遠まわしに展示物なので撮影しないでね、という意味だと思って写真は撮らなかったのですが、
ネットで検索を掛けたら撮っている方がいらっしゃいました
幽霊画とはいえ、あまり怖い幽霊画ではありませんでしたね
幽霊画とか百鬼夜行図が大好きなのですが、以前見た渓斎英泉の幽霊図とかの方が怖いです
ご興味があるかたは是非行って見てくださいませ

行った日　平成27年5月

　　

[0回]