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胡蝶の夢着物

着物を始めてみようと思われている方、始めて間もない方へ、楽しみたい方向けのブログです。 私もまだまだ勉強途中ですが、よろしくお願いいたします。 着物で京都いこう記事は今まで行ったお寺や神社で、着物行くとこういった場所という情報です。 着物で京都へ行きたい!!ってかたは参考になさってください^^ 基本属性がオタクです 好きな物:和物・着物・妖怪 好きな人:崇徳天皇・小野篁・佐脇嵩之・鳥山石燕 ゲーム:大神・刀剣乱舞・艦これ・ドラッグオンドラーグン・ico・遙かなる時空の中でシリーズ 音楽:SoundHorizon・TMRevolution・ボカロ系 漫画アニメ:鬼灯の冷徹・モノノ怪・蟲師

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ある日、薬研が持ってきた一通の手紙

「歌仙の展示があるそうです、一緒に行きませんか? by相模国審神者」

私はすっと手帳を開き、二つ返事で予定を決めた


そんなわけで、永青文庫へいざ出陣!!!

装備は雅な歌仙さんに合わせて、浴衣です!!
浴衣はセオアルファで、帯は本麻100%!!
暑いには暑いですが、案外汗は乾きやすいのでセオアルファ買って良かったかも
しかし、テロテロの生地なので慣れないと着崩れはしやすいかもです

帯留は二人でかすう工房さんの鍔の帯留にしました!!
私は薬研推しなので下がり藤、Oさんは加州推しで織田木瓜
実は二人とも初期刀は加州なので、歌仙さんではないので歌仙さんらしい装備がないです^^;

さて、ルートとしてはあれこれ行き方はありますが、一番苦労しないルートを考えた結果、
副都心線雑司が谷駅から「鬼子母神前」でバスに乗って「ホテル椿山荘東京前」で下車することに
江戸川橋からも行けるようですが、胸突坂を上る事を考えると、
下駄ではちょっとなぁ……と尻込みしました。
椿山荘から永青文庫はさして距離もなく、索敵値が大太刀並の審神者でも辿りつけましたよ!!
この日は晴れてはいましたが、雲が掛かっていたのであまり苦にはならず
ちなみに、審神者と思しきお嬢さん方もいました
隠蔽値がこちらも低いので、きっとあちらのお嬢さん方も
「きっと行く場所は一緒ね」と思っていた事でしょう

さて、永青文庫につきまして、掛かりの御兄さんがこちらですよーと御案内してくれます
見た感じは山手の洋館見たいな感じでした
外観メッチャ撮り忘れました^^;

で、4階まで上がって刀剣が最初っからずらりと並んでいます
のっけから「国宝 生駒光忠」がおられまして、OさんとテンションMAXに!!!

この生駒光忠は公益財団法人永青文庫を設立した侯爵16代 護立公が小遣いを前借して最初に購入した刀です
ちなみに購入したのは17歳の時……そしてそれが国宝にってとんでもない17歳ですね
波紋は光忠らしい、華やかな波紋で堂々とした佇まいが素敵でした
長船派の刀剣は結構あって、長船派大好きなOさんは喜んで眺めてましたね^^
そして、本日メインの歌仙さん!!
長船派の太刀やらを見ていたので、思ったよりも随分と細身でした
近侍と一緒で雅は良く解りませんが、それでも美しい刀身でした
語彙力がないのは何時もの事です
そして、同じく有名な歌仙拵も一緒に並んでいました
エイの皮を削って水玉模様を浮き上がらせるなんて、なんて御洒落……流石は忠興様!!
同じような拵を眺めて、展示室を一周してもう一度長船派の刀剣を眺める二人
ちなみに、博物館の監視係の方も展示室にいましたが、熱心に生駒光忠を眺めていました
近づくと離れて私たちに譲ってくれましたが、私たちが離れて他の見学者がいなくなると、
ひょこひょこ近づいてじっと光忠を眺める……
係の方のお気に入りの一振りなんでしょうか?なんだか微笑ましい^^


そして、下の階には武具があり、国宝 銘 豊後国行平作こと古今伝授の太刀が!!!!!
古今伝授とは、勅撰和歌集である古今和歌集の解釈を、秘伝として伝えることなんですね
三つほど系統があるのですが、その中でも御所伝授と呼ばれる系統は、
三条西家が代々一家で相伝していたのですが、三条西実枝の子がまだ幼かったため、
後に子孫に伝授を行うという約束で細川幽斎に伝授を行ったわけです
しかし、幽斎の居城である田辺城が小野木重次らに包囲されてしまうんですね
このまま幽斎が亡くなったら古今伝授が絶えてしまう!!!と、
朝廷は勅使を派遣し幽斎の身柄を保護して開城させます
そうして幽斎から三条西実条に返し伝授が行われ、
古今伝授が途絶えるという危機は回避されます
この時幽斎は、烏丸光広らに対しても古今伝授を行いまして、
その際に烏丸光広にこの太刀を贈ったので「古今伝授の太刀」と呼ばれるようになるんですね
ちなみに、この太刀も護立公が買い取ったことにより、こうして永青文庫にあるので、
巡り合わせってすごいですね

2階は鍔や笄の展示がありました
九曜紋と桜の組み合わせの「桜九曜紋透鐔 銘 又七」がめっちゃ可愛い
この帯留本気で欲しい……!!!!
あとは季刊誌などもあり、本当に細川家ってすごいなぁ……と感動しきりでした

その後は山道を降りて松聲閣へ
こちらは山道なので下駄は正直オススメしません
結構なガタガタ道なので足が痛くなるかもなので、スニーカーをオススメします
そうしてついた松聲閣は庭園が綺麗!
芝生も凄い良い状態で、小さいながらも手入れされた御庭だなぁという感じです
蜻蛉がやたら飛びまくっていて、蟲……じゃなかった虫大好きなOさんは蜻蛉を追いかけてました
そうして中に入り、2階へあがるといらっしゃいました!!!


イラストとパネルです!!
これまた意気揚々と撮影をして、流石は歌仙さん雅!!と良く解らない賛辞を贈る私

記念撮影をして、とりあえず後にします
あ、お庭に水琴窟があるのでそちらもお勧めです
こちらは柄杓で水をまくと竹筒から聞こえるタイプ
なかなか良い音色がして雅なので、是非聞いてみてください!!


そんなこんなで歌仙さんに会うツアーはとりあえず終了です
この後は椿山荘に行きましたが記事を分けます
行き方は本当に椿山荘前のバス停もしくは後の記事で書く椿山荘の中を通るのがお勧めです
是非、浴衣で雅にお出かけしてみてください!

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HN:
胡蝶
性別:
女性
趣味:
着物、ゲーム、漫画を読む、絵を描く
自己紹介:
年齢:20代
基本属性:オタク
着物を始めて早1年半……始めるまで着物は面倒、高い、難しいと考えて躊躇していましたが、思い切ってやってみたらあれよあれよという間に普段着に着物を着れるまでになりました。
まだまだ勉強中ですが、よろしくお願いいたします。
最近は着物に関係ない内容の記事もかなり多く書いております。
ゲーム・漫画好きのため、着物や言った場所にからめてあれこれ楽しむので、苦手な方はご注意ください。
最近マイブームの刀剣乱舞では薬研推し、山城国審神者です。
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